私がプログラミングに目覚めたのは、小学4年生の頃、MSXという半分ゲーム機、半分パソコンという物を親から与えられた時だった。

BASICというプログラミング言語がデフォルトで使えたので、入門書などを読んでみたが、さっぱり意味はわからなかった。

変数に値を入れるなど、ウワベのことはわかるのだが、しっくりこなかった。

高校卒業後、コンピュータの専門学校に2年間通うことになり、そこでアセンブラとC言語を習うのだが、4月に入学して10月には第二種情報処理技術者試験があるので、そこに向けて夏休み返上で過去問題をやりまくった。

試験の午後は、主にプログラムの問題なのだが、これが秀逸の問題ばかりで、最初は難しくてしんどかったのだが、やればやるほど「次はどんな問題かな?」と段々楽しくなった。

思えばこの第二種情報処理技術者試験の過去問題をやりまくったことが覚醒のきっかけだったと思う。

それから、2年生の後半になると、卒業制作に入り、チームでソフトを作るのだが、ここでさらに飛躍したと思う。何を作るかゴールを決めて、みんなでそこに向かって一つ一つ問題をクリアしていく。この実際にプログラミングしていくことが第2の覚醒だった。

通学の時間は、関数のリファレンスの本をずっと眺めていた。これがまた楽しかった。

「この関数使ったら、あんなこと、こんなこと出来るやん!」想像が膨らんで仕方がなかった。この関数のリファレンスの本をずっと眺めていたことが第2の覚醒のきっかけの一つだったと思う。

当時最盛期だったNEC PC98シリーズのパソコンは持っていなかった。40〜50万くらいしていて高価で買えなかったので、夜遅くまで紙にプログラムを書いて、朝早く学校に行って、シャッターが開くのを待ち、始業までの時間、パソコンを使わせてもらっていた。これも第2の覚醒のきっかけの一つだったと思う。

専門学校の時はプログラミングに没頭し、とにかく楽しかった。ずっと頭の中でプログラミングしていてぐるぐる考えていた。勉強している感覚は全くなかった。

いつの間にかプログラミングに関してはクラスで3番に入るくらいの実力を身につけていたと思う。

この経験があって、プログラマーとして就活し、就職した後も、すんなり業務についていくことができた。

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2 thoughts on “プログラミング覚醒のきっかけ

  1. はじめまして! プログラムを楽しめる人が大好きで尊敬しています。
    わたしもビジネスアイデアを考えることが好きで、しかし、わたしの場合はアイデアを思い付くと、プログラマーを探して大金はたくが、出来上がらずでお金を捨ててきました😂
    526さんとわたしのどちらかのアイデアを実現させて、一緒に社会に貢献できる会社を作りませんか?

    1. kengoさんコメントありがとうございます。返信が遅くなりごめんなさい。
      恐らくkengoさんのやり方の方が正解です。
      私はとにかく自分が作りたいというこだわりが強すぎて何も事が進まないのです。
      仕事をやっていると、自分のアイデアに費やす気力も労力もゼロなのです。
      私はいろんな会社で働いてきましたが、どこもイマイチです。経営者がイマイチなのです。
      イマイチというのは従業員のことを本当の仲間だと思っている経営者はいないということです。
      私は、会社の為ではなく、従業員自身が自分のために働ける会社を作りたいと考えています。
      もちろん自分の目標のための修行となることはしないといけませんが。その修行の場も提供できる会社にしたいです。
      そのためにはまず私自身が成功しないといけないので、日々ビジネスアイデアを考えて微々たる労力で少しずつアプリ開発をしています。
      アイデアが広がりすぎて収集が付かなくなるのと、自分ひとりなので予定があってないようなもので全然進みません。
      一緒に何かできれば活路が開けるかもしれないですね。

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