あいさつ

あいさつ

挨拶とはよく考えると変なものだと思います。

何でかと言うと、勝手に挨拶をして、返事がないと勝手にムカつくのです。

これって理不尽と言うか、変だと思いませんか?
そもそも何故挨拶をしないといけないのか?

挨拶をしなさいと幼少の頃から言われ続けてましたが、何故挨拶が必要なのかは、誰一人教えてくれませんでした。

教えてくれたとしてもそれは、挨拶をすると気持ちがいいから。という理由止まりではないでしょうか。
その思考の答えにたどり着いたのは、テレビを見ていたときです。

人類はなぜ知的進化を遂げたのか?という内容のものでした。
なぜ進化したのかと言うと、想像することが出来たからだというのです。

確かにそうです。

例えば、神という非現実なものを想像出来たこと。
知らない人同士でも、同じ神を信じてるということだけで、同じ仲間だと認め合えたりしたのだそうです。

ここでハッとなりました。

同じ仲間だと思う必要があるというのがポイントです。

なぜ仲間かどうかを認識する必要があるのか?
それは人間というのは常に他者から侵略される危険性があるからです。

挨拶は侵略者でないかどうかの共通の合言葉で、ちゃんとした答えが返ってこないと、侵略者であるという認識になり、相手に対して嫌悪感を抱くのです。

そう解釈すると、勝手に挨拶をして、返事がないとムカつくという変な慣習が府に落ちませんか。

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