プログラマーとして就活する前に必要な資格はあるの?

結論から言うと、プログラマーになるために必ず取得しておかないといけない資格は無い。

特に最近は、実力さえあればどこでも雇ってもらえるような雰囲気になっていると感じる。

しかし、その「実力」を示すにはどうすれば良いのか?ということになると、資格がその基本的な実力を示してくれるものとなる。

私が社会人デビューしたのは1995年で、1・2年前から就職難になった年である。その時代は「情報処理の資格がないと、面接にも辿り着かない」と言われていた。実際そうだった。

当時、情報処理の資格といえば、国家試験である「情報処理技術者試験」と、民間の試験である「情報処理能力検定」というのがあった。

「情報処理能力検定」は「情報処理技術者試験」に合格できない人が取得しておくべき、滑り止め的な扱いだった。しかし、就職するには情報処理技術者試験が必須だったため、取得する意味がないと思った私は受験しなかった。

情報処理技術者試験は、第一種と第二種の2種類があり、第二種が入門者が受験し、その合格者は第一種を受験できるようになるというものだった。

しかし現在はIT業界は色々な分野に分かれている。その一番ベースとなっているのは当時の第二種情報処理技術者試験であり、現在で言うところの「基本情報処理技術者試験」である。

基本的なITの知識を持っているかどうかを示す資格は「基本情報処理技術者試験」である。

資格なしで実力を示すには?

基本情報処理技術者試験に合格するのは、簡単ではない。専門学校に通って最短で半年は勉強をしないといけないでしょう。そうなると、勉強はするにしても、合格なんて待っていられない。

資格なしで実力を示すには、経験があれば職務経歴書に書けば良いのですが、経験がない状態だと、自分がどの程度のプログラミングができるのかを示す、「ポートフォリオ(自分で作ったソフトやアプリ)」を見せるのが一番早い。

作成途中のものでも良い。設計書などがあれば尚良いでしょう。

資格があったとしても、このポートフォリオは点数が高いと思います。

プログラマーの現場では、知らないことの方が多いので、その場で臨機応変に調査して物を作っていく能力が求められるからです。

まとめ

  • プログラマーとして就活するには、まず「基本情報処理技術者試験」の勉強をする。
  • 自力でソフトやアプリを作って、ポートフォリオを増やす。

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